居住地は遠くても大丈夫?
心理学からの婚活アプローチ②~

こんにちは!結婚相談処 花結 hana-musubiの代表カウンセラー、砂川愛です。わたしは婚活アドバイザー兼メンタル心理カウンセラーでもあります。

婚活では、お相手の居住地をどこらへんまで狭く設定していますか?

近い方が会いやすいけど、絞りすぎると出会いも狭まるし…、と悩んでいる方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、婚活で居住地はどの程度狭めた方がいいのか?心理学からのアプローチで解説します。

 

居住地が近い方が、結婚の確率は上がる

居住地が遠くても良いか?とお悩みの方。居住地はなるべく近い方がいいです!

「それだとお相手が狭くなりすぎる…」という方は、バランスを見る必要がありますが、なるべくなら別の部分で範囲を広げましょう。

何故、居住地が近い方がいいのか?以下から順にご紹介していきます。

 

居住地が近い方が、結婚しやすい

アメリカペンシルベニア州立大学で、居住地の距離と結婚確率について調査され、居住地が近ければ近いほど、結婚の確率が高くなる、という結果が出ました。

調査内容は、フィラデルフィアの住人5,000組の夫婦に対して、結婚前にそれぞれどこに住んでいたのか?を調査したもの。

そうすると、3分の1が、結婚前に近隣の町(5ブロック以内)に住んでいたことが分かったそうです。

この、居住地が近い方が結婚率が高くなるという法則は、調査をしたジェームズ・ボッサードさんから名前をとり、ボッサードの法則と呼ばれています。

 

会う回数が多いと、好意を抱きやすい

距離が近い方が結婚しやすいのは、その分会う回数が自然と増えるからでしょう。

実際、会った回数が多い方がより好意を頂きやすいという心理学の調査結果があります。これを単純接触の原理と言います

婚活では、初対面からピンと来ない人も多くいるでしょう。悩んでいるところに、更にお相手の距離が遠いとなると、「次回会うのはもういっか」となってしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、お見合いは、時間も短くただでさえ緊張する場です。そのため、初回より2回目会うと、徐々に打ち解けてきて、最初とは違う好感も持ち始める。ということがよくあります。

よって、弊社では1回目のお見合いで「何だかよく分からなかったなぁ~」と思ったら、なるべく仮交際に進むことをおすすめします。

実際、ご自身の周囲のカップルは如何でしょうか?初対面から二人とも意気投合していたカップルばかりではないと思います。よって、なるべく初対面ではなるべく間口を狭めず、2回・3回と会ってから判断するのが賢明でしょう。

 

居住地が近いことによる3つのメリット

上記でご紹介の通り、居住地が近いと、会える回数が増えて、交際・結婚に繋がりやすいということをご紹介させて頂きました。

実際、婚活において、お互いの居住地が近い事によって、どのような具体的なメリットがあるのか?ここでご紹介いたします。

  • 会う費用を抑えられる
  • 相手の素が見えやすい
  • 結婚後の同居場所が決めやすい

会う費用を抑えられる

デート代は結構お財布が痛むという方もいるのではないでしょうか。

ただでさえ、誕生日にクリスマス、バレンタイン・ホワイトデーなどのイベントは沢山あるのに。普通のデートで万単位にお金がかかると厳しいですよね。

なかには、東京=地方で、夜行バスや新幹線を使って、月一で頑張って会って結婚したカップルもいました。

しかし近い方が労力も費用もかからず気楽に会いに行けるため、お財布に気を遣わず楽しむことが出来るでしょう。

 

相手の素が見えやすい

会う回数が増えれば、相手の素の顔も見れるようになっていきます。

月に1回しか会えないと、稀少な時間なので、良くも悪くもよそ行きの態度になってしまいやすいですよね。

一方距離が近いと、会う時間が長く確保しやすく、自宅デートの回数も増えてきて素が見える機会が増えます。

結婚生活は長いため、結婚前にお互いの生活習慣もよく知っておきたいものです。

同居後に破局とならないよう、付き合っているときから素を出せているのはとても大事なポイントですよ。

 

結婚後の同居場所が決めやすい

遠距離恋愛だと、結婚後居住場所の決定に難航する方もいいのではないでしょうか。

どちらかの自宅によれば、もう一人が慣れない環境に住みづらかったり、会社に通いづらくなってストレスが溜るかもしれません。

「間の場所」といっても、丁度良く間にお互いが会社に通いやすい路線があるとは限りません。

そのため、お部屋決めは、カップルのうちどちらかが妥協する部分が出てきやすいもの

もしお互いの居住地が元々近ければ、お部屋のサイズ・設備・金額のポイントは話し合いポイントとして残っていますが、「地域」という特に衝突しやすい大きな要素は、ひとつなくなることになります。

 

わたしは「近くて良かった」派

わたしも婚活で結婚した身。

主人とは自宅が近く、バスで1本、ドアツードアで30分の距離でした。このお陰で結婚に結びついた、とさえ思います。

たしが個人的に、「相手と自宅が近くて良かった」と思うポイントを以下に3つご紹介させて頂きます。

 

  • 会社帰りに家に寄れる
  • コロナでも会いやすかった
  • 結婚生活を疑似体験できる

会社帰りに家に寄れる

自宅が近いと、隙間時間に会いに行くことが出来ます。

喧嘩した後や仕事で疲れて癒されたい時など、自宅が近いと本当に便利です。

婚活世代は仕事でも忙しく、すれ違いが起きやすいです。そのため、特に短期間で結婚相手を決めるIBJサービスでは、定期的に会えるかどうかがご成婚に繋がるかの重要ポイントになるでしょう。

 

コロナでも会いやすかった

わたしは主人と交際中、大半がコロナ禍でした。

そのため、デートでどこか行くなんて殆どありませんでしたし、交通機関を使うのも億劫でした。

しかし私たちの場合、自宅が自転車でも行ける距離でしたので本当に助かりました。

コロナはいつまで続くか分かりませんが、居住地が近いと震災や台風などがあっても、お互い身を寄せ合うことが出来るので安心ですよね。

わたし結果的に、結婚まで毎週主人に会う時間がとることが出来ました。

 

結婚生活を疑似体験できる

コロナということも影響していましたが、わたしは結婚前の主人とのデートは、本当に地味なものでした。

たとえば、買い出しに行ってご飯を作って食べたり、アマプラで映画を観たり、近所を散歩したりと。

でも実際、とは素朴な生活が数十年と続くもので、そんな地味なデートがあったおかげで、より相手を結婚相手として見ることが出来たように思います。

外出デートが楽しいのはお互いの思い出にも残りとても良いことです。しかし、婚活とは結婚相手を探す活動だからこそ、「普段の生活」がどれだけ自然で落ち着けるかを見てほしいなと思います。

 

まとめ

婚活では、お相手はなるべく居住地が近い方を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、会える機会が多いほど、よりお互いに好感を持ちやすく、結婚をイメージする機会が増えるからです。

結婚生活とは、ただ一緒にご飯を食べたり、テレビを見たりと、本当に素朴なものです。しかしそれこそが結婚生活の一番の幸せ、醍醐味。

居住地が近ければ、すれ違いも起きづらいだけでなく、結婚生活の疑似体験も積みやすく、結婚後の居住地決めもすんなり決まりやすい事でしょう。

希望のお相手人数が絞られすぎないように、居住地以外の他の項目(学歴・血液型・身長など)はなるべく広めにとって探すことがおすすめですよ。

 

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