繊細さん（HSP）にお勧めの婚活術

～心理学からの婚活アプローチ⑦～

こんにちは！
結婚相談処 花結 hana-musubi の 代表カウンセラー、砂川愛です。

婚活とは何かと気疲れの多い活動ですよね。そのため、中には「沢山の人に一気に会うと気を遣って疲れちゃう。」「会っても、お相手の話をただ聞くだけの役になってしまう。」「相手が考えていることを、勝手にあれこれ推察しちゃう。」と考えてしまう「繊細さん」タイプの方もいらっしゃるかもしれません。

繊細さんは、人の感情に敏感で気疲れしやすいため、特に自分に合った婚活環境選びをしていきたいものです。

そこで、実際に婚活で結婚し、メンタル心理カウンセラーでもある私が、「繊細さん（HSP）」に向けて、オススメの婚活方法をまとめましたので、是非ご覧ください。

HSPと聞くと、とても特殊な性質じゃないかと思う方もいるかもしれませんが、実は全人口の5人に1人がHSP気質だと言われています。

では、そのHSPとはどういうタイプの人のこと指すんでしょうか？以下よりご紹介します。
 

HSPとは「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人」のことをいいます。

ハイリー・センシティブ・パーソンの頭文字を取った言葉で「HSP」と呼ばれています。

HSPの人には、

・ものごとを深く考える
・刺激を受けやすい
・感情の面で反応しやすく共感しやすい
・かすかな刺激に対する感受性が強い

という特徴があります。

HSPは、人の気持ちを察することが出来る、とて優しい方です。

一方、自己肯定感が低いため、傷つきやすく、疲れやすい面もあるため、その特徴から「繊細さん」と呼ばれています。

わたし自身もHSP気質です。

婚活中のことでいえば、お相手のプロフィールを見て「結婚するとこうなりそう」とか先々のリスクばかりが頭をよぎったり、お相手の心情を深読みしてしまったり。

たった一つの事柄に対して、沢山の情報が一気に頭を駆け巡るので、婚活中はとにかく心と頭が疲れることが多かったです。

今振り返ると、ただ淡々と婚活を続ければいい話なのに、無駄な自己否定もたくさんしましたし、勝手に自分を苦しめていた部分があったと思います。

繊細さんにとってのマッチングアプリのメリットは、まずアプリ内でやり取りしてからお会いできることです。

アプリで会話している際は、物理的距離もあり、自分のペースでお返事が出来る点が繊細さんにとってはメリットと感じる方も多いでしょう。

しかしマッチングアプリの問題は、プロフィールと実際のギャップが多い点です。

アプリは第三者のプロフィールチェックが入っているわけではなく、直接お会いしてみると、何だかプロフィール・メッセージと印象が違うことも多々あります。

更には、ぐいぐい来られたり、相手に合わせた結果初日から長いデートを付き合うことになってしまったり、逆に全然楽しくなさそうな顔をされたり、対応もそれぞれです。

最悪の場合は、婚活目的外の利用者にあたってしまい、勧誘など嫌な思いをすることもあります。

このように、マッチングアプリは、「出会い」を提供する場であり、出会った以降は個人の自由。

つまり、活動には自己防衛が必要であり、ある程度の「ハズレ」を覚悟しておかなければいけません。

繊細さんの場合は、相手に優しさで合わせた結果、嫌な思いをする可能性があるので、活動は特に注意していただきたいです。

婚活パーティーのメリットは、一気に複数人の異性に対面でお会いすることが出来る点です。

直接会って第一印象を確認することができますが、残念ながら中には面接のような対応を取る人もいますし、あからさまにあなたに興味を持たない人もいます。

感じる力強い繊細さんは、お相手の顔色を非常に気にし、「自分のどこらへんが問題あったんだろう」、「どうしたら話が盛り上がるんだろう」など、色んな考えが一気に頭を駆け巡ってしまうかもしれません。

そして終始気を遣った果てに、カップリングが成功し、まだ初対面で５分程度しか話していないお相手とデートに繰り出すことに。

気が付きすぎる繊細さんは、１回行っただけでぐったり疲れてしまうことでしょう。

上記では、結婚相談所には、結婚したい人が婚活に集中できる質の高い環境が整っている、とご紹介させて頂きました。

では、詳しくは結婚相談所のシステムのどのような点が、繊細さんにとって活動の後押しになるのでしょうか？

以下から順に結婚相談所のおすすめポイントをご紹介します。

結婚相談所が安心だと言われる最たる理由が、プロフィールの信頼度が抜群に高い点です。

例えば、女性はほぼ全員が希望条件に挙げる男性の年収です。

マッチングアプリや婚活パーティーでは、本来より嵩増しして書く人が多いのはご存知でしょうか。

確かにその情報で、マッチング率は大きく変わるので、男性も悪気はないのでしょうが、ついやってしまう方が多いようです。

しかし、年収は結婚後に重要な情報ですので、プロフィール詐称されるのは本当に困りますよね。その点、結婚相談所は、独身証明・収入証明を取得しますので、ご安心してご活動頂あけます。

結婚相談所のプロフィールは、信頼性が高いだけでなく、情報量が非常に多いのも特徴です。

家族構成や例えば、家族構成や、お相手への希望条件、両親との同居・将来の子供の希望有無、保有資産、カウンセラーからの紹介文など、結婚前提の出会いだからこそあるプロフィール項目も多数あります。

１つの情報で、沢山のことを予測することが出来る繊細さんには、プロフィールからお相手がどのような方かよくイメージをすることが出来るでしょう。

特にカウンセラーからの紹介文は、自分でアピールしきれない部分も、仲人からの目線で効果的にアピールしてくれるので、繊細さんには助かる部分もあるのではないでしょうか。

IBJのお見合い・交際マナーは、婚活疲れを防ぐようにも出来ています。

例えば、お見合い時間も、１時間がルールですので、時間が来たらさっと帰ることができます。

わたしは、婚活で初対面の方と半日一緒にいてげっそりしたことが多々ありましたので、この時間が来たら気を遣わずに帰れるルールは非常におすすめです。

また、仮交際デートの申し込みも、「次いつ会えるかな？忙しいかな？」と相手の都合を気にしてしまう方もいるかもしれませんが、デートは基本的に１～２回/週は会うのがルールなので、その点も気が楽です。

ご自分で疲れない婚活ペースを考え、婚活スケジュールを仲人と設定していくことができます。

IBJ加盟の仲人型結婚相談所では、仲人との面談で、「いつまでに成婚（婚約）したいか。」をヒアリングさせていただき、それに向けて、「お見合いは月に○回くらい」と目標を設定していきます。

早く成婚を目指したい方は、その分お見合い回数も増えますし、ゆっくり進めたい方は大体月に１～２回程度。疲れすぎないペースを設定し、仲人と二人三脚進めて頂けます。

お相手から連絡が来ると、つい返さないとと思ったり、デートに誘われたら断りづらかったりすることはないでしょうか？

結婚相談所は、交際を終了させたいお相手には、仲人を介して、交際お断りの連絡をすることが出来ます。

Noが言いづらい繊細さんだからこそ、仲人というワンクッション（所属の結婚相談所）・ツークッション（お相手の所属の結婚相談所）を使っていただけるのがオススメです。

つい深く考えすぎてしまう繊細さんは、気持ちを素直に共有できる相手を持つことが大切です。一人で婚活するのではなく、気の合う仲人を探してみましょう。

繊細さんは人より感じる力が強い余り、沢山余計に悩んでしまい心の中に溜め込んでしまいます。

その気持ちをアウトプットしてプロから最適なアドバイスを受けることで、悶々と抱える悩みを前向きな活動にしっかり繋げていってください。