婚活結婚の離婚率が低い理由
~婚活のメリットを解説~

こんにちは! 結婚相談処 花結 hana-musubi の代表カウンセラー、砂川愛です。

弊社は老舗結婚相談所のIBJの加盟店。IBJは多くの成婚者を出していますが、成婚退会後の夫婦も非常に仲が良い人が多いと言われています。

そこでこの記事では、何故婚活結婚は結婚後に仲が良い人が多いのか?婚活結婚のメリット・デメリットについて、恋愛結婚と比較しつつ解説していきます。結婚後に絶対離婚したくない!という方、必見です。

婚活結婚の離婚率は10%!

2019年の「人口動態統計の年間推計」データによりますと、婚活結婚と恋愛結婚の離婚率は以下のようになっています。

【離婚率対比】

  • 婚活結婚 … 約10%
  • 恋愛結婚 … 約35%

「3組に1組は離婚する」というのを耳にしたことがある方も多いかと思います。恋愛結婚は確かにそれくらいの割合で離婚を経験していますが、婚活結婚の離婚率は、恋愛結婚の3分の1非常に低いことがわかります。

この数字は、アプリ・パーティーなど全ての婚活全てを含んでいるため、「婚活」>「結婚相談所」>「IBJ」で絞れば、更に離婚率は低いことでしょう。

以下に何故婚活(IBJ/結婚相談所)が離婚率が低いか、解説していきます。

そもそも、恋愛結婚と婚活結婚の違いって何?

昭和の時代に比べ、現代では結婚は「絶対にしなくてはいけないもの」ではなくなってきました。それにより、結婚は「合う人がいたら」と考える人が増え、出会いの種類も多岐にわたるようになっていますなかには、これって「恋愛」?「婚活」?と分からないものもあります。そこで以下から、婚活と恋愛の境目がどこかをご紹介していきます。

 

婚活結婚とは

デジタル大辞泉では、婚活を以下のように定義されています。

「結婚活動」の略》理想の相手を見つけ、幸せな結婚をするためにさまざまな活動をすること
[補説]女性の社会進出、晩婚化、ライフスタイルの多様化などにより男女がすぐには結婚しなくなったことから、結婚のためには就活(就職活動)のように積極的な働きかけが必要になってきたとするもの。山田昌弘、白河桃子の共著からの流行語

つまり、婚活結婚とは、【結婚するためのすべての活動】をきっかけにした結婚のことです。婚活として代表的なものを以下に上げさせていただきました。

【婚活の種類】

  • 婚活パーティー
  • 婚活アプリ
  • 結婚相談所
  • 合コン
  • SNSでの出会い探し etc...

実際、離婚率のような調査データは、「婚活」の定義がものによってまちまちです。しかし、どのデータでも「アプリ・婚活パーティー・結婚相談所」の出会いは、必須として「婚活」とカウントされています

以下はブライダル総研による、婚活の種類別に、それぞれ結婚した人の割合です。ここだと、職縁(会社同僚からの紹介)・地縁(近所の知り合いからの紹介)も婚活に含んでいます。こう見ると、「婚活って本当に広いんだな」ということが分かりますよね。

様々な「婚活」

「婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」

恋愛結婚とは

恋愛結婚は、簡単に言うと「婚活以外」の出会いによる結婚です。

結婚のつもりがなく出会った相手と恋愛に発展し、交際期間を経て、結婚に至ることです。例えば、学生時代の同級生だったり、よく行く飲み屋の常連さんだったり、旅先で偶然知り合って意気投合したお相手だったりetc...。

趣味でフットサルやボルダリングのイベントに参加し、そこで出会う所謂「趣味コン」も増えています。これは普通の恋愛と見せかけて実は婚活という、「普通の出会い」に憧れる方には理想の出会い方なのかもしれません。

 

婚活結婚が離婚率が低い理由とは?

婚活結婚の方が、圧倒的に離婚率が低いことは上記でご紹介させて頂きました。

では、何故婚活だとそんなに離婚しないのか?その理由を以下から代表的なものを上げましたので、順にご紹介していきます。

  • 1
    結婚したい人しかいないから

結婚相談所には、結婚する気があるしかいません。恋愛結婚で離婚する人の中には、「自分は結婚する気無かったのに押し切られて…、」という人もいます。

  • 2
    プロフィールが全て公開されているから

基本的に結婚に必要な条件は、全てプロフィール上に記載必要になっています。(年収、預貯金、子供の希望有無、結婚観など)そのため、結婚直前/後に初めて知る、という情報が少なく、食い違いが起きづらくなっています。

  • 3
    プロフィールの信頼度が高いから

IBJでは、収入証明・独身証明もご提出が必須です。そのため、アプリ・パーティーではよくある、年収の水増しもありません。

  • 結婚前に、結婚観などが十分にすり合わせ出来るから

婚活はまず、性格・価値観のすり合わせから入り、後から恋愛が始まります。そのため、考え方が合わない方は、そもそも交際にも発展しません。

  • 5
    婚活のプロのアドバイスを受けながら活動できるから

人からの指摘や助言を受けながら、新たな気付きも得つつ最適の相手を選ぶことが出来ます。

  • 6
    複数人の中から、結婚相手を選べるから

IBJの場合、仮交際まで複数人同時並行交際可能です。複数の選択肢がある中で一人結婚相手を選ぶので、納得度は大きく違います。

 

婚活では、結婚後の生活をイメージしつつ、結婚観のすり合わせを重点的に行います。そのため、結婚後に起こり得るリスクのあぶり出しが出来、より慎重に相手を選ぶことが出来ます。

逆にあれこれリスクを考えすぎた結果、誰とも結婚に踏み切れない、という問題点もあるのが婚活の難しい部分ではあります。

夫婦が離婚を決める代表的な理由3選

ここまでに、婚活結婚のほうが、離婚率が低い理由をご説明してきました。実際離婚する道を選んだ夫婦は、どのような原因があって離婚を選んでいるのでしょうか?代表的な「離婚理由」をtwitterの口コミも交えて以下からご紹介していきます。

代表的な離婚理由
  • 1
    性格・考え方の不一致
  • 2
    相手の不貞行為・DV・モラハラ
  • 3
    金銭問題

以下から順に詳細の離婚理由をご紹介していきます。

性格・考え方の不一致

一番多いのがこの「性格・価値観・考え方の不一致」。意味が広域で、子供の教育方針、金銭感覚、性の不一致、生活リズムのズレ、などもここに含まれています。

でもそもそも夫婦といえど他人同士。絶対何かしらのズレはあるものです。そのため、離婚理由に「性格・価値観・考え方の不一致」を挙げる方は、お互いが相手に求める部分が多く、溝が深くなりすぎてしまった結果なのかも。夫婦として相手に向き合う気・話し合う気が無くなったり、相手と一緒に居ない方が幸せという結論になったのかもしれません。

 

相手の不貞行為・DV・モラハラ

相手の不貞行為や暴力が原因で離婚する人も多くいます。

中には、そもそも性格の不一致があるから不貞行為に及んだんだ、という意見もあります。しかしそれだと順番がおかしく、まず夫婦関係の修復に努めて、それでもダメなら離婚して後は自由にしてほしいもの。結果として不貞行為してしまったのであれば、これが離婚理由として言えるでしょう。

その他に、ただの価値観の不一致ではなく、相手への要求が過激になり、暴力やハラスメントの領域に行ってしまい、離婚する夫婦もいました。

 

金銭問題

夫婦は、一緒に家計をやりくりする、人生の共同経営者。そこで相手個人が作ったお金の問題が出ると、人生を分かつ選択をする人がいるのも理解できます。

結婚後に、実は相手に借金がある事が発覚したり、FXや株で借金を作ってしまった、という夫婦がいました。中には「旦那が生活費を渡してくれない」という人も。

 

恋愛/婚活結婚のメリット・デメリット

離婚する理由には、金銭面・価値観のズレが埋められなかった、という意見が多かったことが分かりました。

そこで上記、代表的な離婚理由を踏まえ、夫婦生活を続けるうえでの、恋愛結婚・婚活結婚のそれぞれのメリット・デメリットを改めて深堀してみました。ここでも婚活=結婚相談所での婚活、として記載します。以下から順にご紹介していきます。

恋愛結婚のメリット

  • お互いの人間性・性格・過去をよく知った上で結婚できる
  • 恋愛期間の良い思い出が残る
  • 喧嘩しても、お互いの共通の知人が、フォローしてくれることがある

恋愛婚活のデメリット

  • 恋愛期間に聞きづらくて聞けてなかった内容が、結婚後問題化することが多い(借金有無・子供の希望有無など)
  • 好きだったから許せてたことが、結婚後時間共に許せなくなってくる
  • 交際時代が愛情のピーク。徐々に気持ちが冷めてくる

初めて会う人への警戒心が強い方は、恋愛結婚を望む傾向にあります。たしかに恋愛結婚だと、過去を良く知っていたり、共通の知人もいて入口時点で安心感がありますよね。しかも特に女性は、恋愛を経ての結婚に、ロマンチックさを感じる人も多い事でしょう。

一方結婚相談所の婚活は、先に結婚観・価値観のすり合わせから入りますので、恋愛は遅れて始まります。「それだと味気ない」という方は、恋愛結婚を希望する方が多いかもしれません。特に、「相手を自力でGETしたい」というハンター気質の方に多いです。

婚活結婚のメリット

  • 恋愛だと聞きづらいことも、婚活なら率直に聞ける
  • 想定外の結婚が無い(授かり婚など)
  • カウンセラーからアドバイスを受け、より慎重に相手を探ることが出来る
  • 結婚相手の選択肢を複数もてる(仮交際複数並行を推奨)

婚活結婚のデメリット

  • 出会いに、費用が掛かる
  • 相手の過去に知らないことが多い(思い出が少ない)

結婚相談所での出会いは、とにかく合理的です。なぜなら、過程(恋愛)ではなく、結果(結婚後の生活、家庭)に着目して、相手を探す活動だからです。

「結婚と恋愛は別」と考える方や、「恋愛はもう若い頃十分した」という方、「長く一緒にいる相手だから、より考え方が近いパートナーを効率よく探したい」という方に向いています。

 

まとめ

この記事のまとめ

  • 恋愛結婚の離婚率は35%、婚活結婚の離婚率は10%
  • 婚活結婚は公開された信頼度の高いプロフィールから希望の条件の人を探したうえでの結婚。結婚後の衝突を防ぎやすい。
  • 恋愛結婚は、理想的な普通の恋愛を楽しめるが、結婚後に価値観のズレが露呈したり、最悪相手が結婚(or子供)を希望していないことももある。
  • 婚活結婚は、費用と労力はかかるものの、結婚後に必要な価値観のすり合わせをしたうえでの結婚のため、幸せで穏やかな生活が続きやすい。

結婚にロマンチックさを求めるなら、恋愛結婚。
しかし、結婚後の幸福を優先するリアリストタイプは、結婚相談所の方がオススメです。

結婚相談所での婚活なら、結婚に大切な金銭面・結婚観などを全て話し合ったうえ結婚できます。「結婚相談所では恋愛出来ない」と思っている人もいると思いますが、IBJ成婚者は結婚後に恋愛を楽しんでると言う人ばかり。離婚率も非常に低く、折角結婚するなら長く幸せにいたいと思う人は、是非結婚相談所を検討してみてくださいね。

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