悩み癖がついてしまった方へ | 思考の整理の仕方
心理学からの婚活アプローチ⑧~

こんにちは!結婚相談処 花結 hana-musubi の 代表カウンセラー、砂川愛です。

悩みすぎて思考がまとまらない方がよくいらっしゃいます。例えば婚活をするかどうか。「良い出会いは無い。でも、このまま60過ぎて一人は寂しい。でも、アプリは変な人いるし、結婚相談所は高いし。でも....。」

この記事では、「婚活はした方がいいんだろうけど、色々考えすぎてしまい、実際の行動に全く結びつかない。」という方に向けて、そうなる理由と攻略方法をご紹介してきたいと思います。

この記事でわかること

  • 問題解決するときの思考方法は2通りある
  • ボトムアップ型思考とは?
  • トップダウン型思考とは?
  • 悩み癖を直す方法

人の思考方法は2通りに分けられる

問題解決をする際、人の思考方法は2種類に分けられます。

『あれ?この人と考え方違う?』と思うことある場合、もしやあなたとお相手は考えるルートが違うのかも。具体的に以下でご紹介していきます。

1、トップダウン型思考

まず先にゴールを描いてから行動するタイプ。

婚活でいうゴールとは、結婚。

理想の家族像を先に描き、そこから逆算で動く人です。

結婚適齢期を逃さぬよう、早く行動に移すことが出来ますが、具体的な手段があまり明確ではないことがあります。

2、ボトムアップ型思考

手順通りにゴールを目指すタイプ。

まずは出会い、そして恋愛、その次にうまくいけば結婚、と順番を追って物事を考えていく思考方法です。

目先のステップが明確になると、段取りに沿って進めることが出来ますが、ゴールが明確に描けていないため、何かと悩みがち、軸がぶれやすい傾向にあります。

婚活を投げ出してしまいやすいのは、ボトムアップ型!

ボトムアップ型の方は、困難に躓いてしまう傾向があります。

理由は、婚活は、どの手順を選んでもそれなりに難しさがあるため。いざ婚活スタート時、ボトムアップ思考の方は、「今なにが出来るか」と「現在」に視点が置かれます。ボトムアップ型は順を追って進めていきたい方なので、どれも困難だと感じると、入口の時点で諦めムードに入ってしまいます

例:

・婚活アプリは、結婚目的じゃない人も沢山いそう、危険。
・婚活パーティーは、初対面の人と5分会って決めるとか無理、全然実にならないし、疲れる。
・結婚相談所は、費用が高いし、そもそもいい人全然いなさそう。

=誰かいい人、紹介してくれないかなぁ。(結局、待ちの姿勢)

部屋の掃除など、作業がメインの問題は、ボトムアップ思考型の方がより着実にこなしていくことが出来ます。

 

トップダウン型の問題解決力が婚活には向いている!

婚活は、トップダウン型の方がより成果が出しやすいです。

トップダウン型の方は、逆算の動きを取ろうとしている為、時間に対しての焦りもあり、ある程度「えいや!」で行動に移す事が出来ます。

婚活は、入会すれば、登録すれば結婚できるわけではありません。如何に行動できるか、が大切。その点トップダウン型は、行動に勢いがあるため、少しの困難はいとわず、どんどん進めていけます。また、ゴールのイメージが割としっかり持てていて、軸もあるため、ブレにくいのも良い点。

普段の生活であれば、トップダウン型とボトムアップ型、どちらがいいということはありませんが、こと婚活に関してだけ言えば、トップダウン型思考の方が、紆余曲折も少なく、成果も出しやすいと言えるでしょう。

 

悩み癖の改善方法

ボトムアップ型思考の方が、どうしたら悩みづらくなるのか?方法をいくつか挙げましたのでご覧ください。

 

目標に向けての具体的な道筋を明確にする

ボトムアップ型の方に必要なのは、目標に向けての具体的な手段・道筋を明確にすること。

ボトムアップ型は、手順が明確になることで行動がしやすくなります。カウンセラーに相談しつつ、婚活計画のステップを細く設定するのが◎。1カ月ごとのマイルストーンを設定するのも非常にオススメです。そして、やりながら試行錯誤して、一つずつ着実に前に進んでいくやり方が合っているでしょう。

 

デジタルデトックスをしてみる

悩み癖のついている方は、周囲からの情報量が多すぎるのかもしれません。

ボトムアップ型は、目先の手段を検討するために、トップダウン型より沢山の材料集めをしています。

集めた材料は、後々の決断に役に立つので、非常に良いことなのですが、情報が多すぎるあまり、手詰まりになって動けなくなってしまっている可能性があります。

心理学では、情報は逆に少ない方がより的確な判断が出来るとされています。SNSの利用をやめたり、相談する相手を減らすなど、情報を最低限に減らしてみると、より悩みづらくなるので是非トライしてみてください。。

情報の取得先を変更する

情報を全部シャットアウトするのではなく、情報の取得先を変更するだけでも、思考は整理されます。情報の種類を2種類に分けて、解説していきます。

取得情報のタイプは以下2つ↓があります。

能動情報=自ら取りに行った情報

書籍の購入や、Wikipediaの検索など。

受動情報=注意を引き付けられて取る情報

電車の中吊り広告や、知人のSNS投稿の通知など。

能動情報は、自分が選んでみている情報なので、頭もそこまで疲れず、情報の範囲・質も割と自分でコントロールすることが出来ます。

一方で受動情報は、インパクトある情報で、わたしたちの注意を引き付けようとするものですので、頭も疲弊しやすいうえに、情報の範囲・質ともにかなりのばらつきが出ます。

 

情報量が多くても、そこから自分が情報を厳選出来ればOK。しかし情報量の多さ故に、悩み癖がついてしまった方は、逆に一度シャットアウトしてみるのがいいかも。

 

まとめ

  • 1
    具体的な婚活計画を練ってみる。
  • 2
    目指すゴールから逆算での思考方法に変えてみる。
  • 3
    受動情報(広告・ネットニュースなど)はなるべくシャットアウト。
  • 4
    今の自分を後押ししてくれそうな能動情報(本など)を選んで見るようにする。

 

手順を追って順当に物事を進めたいボトムアップ型。婚活で躓いてしまうことも多いです。

注意を引こうとするSNSなど受動情報をなるべく見ない方がいいかも。あなたが自分が行動するために必要だと思う情報だけを選んで取りに行くようにしてみると◎。

理想の結婚をしている人の話をよく聞くようにしてイメージを深めたり、結婚相談所で、仲人のサポートある中で婚活進めていくのもよい進め方です。

当社は、婚活悩みの解消に重きを置いた、寄り添い型結婚相談所。あなたに合った、成果の出やすい婚活スケジュールを組み立て、二人三脚で婚活をコーチングさせて頂きます。

 

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