婚活で妥協すべきポイント/条件ってどこ?
【婚活に苦戦中の女性/男性向け】

こんにちは!結婚相談処 hana-musubi の代表カウンセラー砂川愛です。

婚活していて「全然良い人がいない…」「条件が低い人しか残っていない」と思っている方もいるのでは無いでしょうか?

わたしも過去3年間婚活経験した身。お相手に求めるもので、不要な条件に気付いてからの婚活の進み方はとても早かったです!

そこでこの記事では、「自分の条件が高すぎるの?」と悩んでいる方のために、婚活で妥協するとしたらココ!とおすすめしたいポイントをご紹介していきます。

 

求める条件が高すぎて、婚活に苦戦している人が多い

婚活をしている中には、交際経験が豊富な方もいれば、誰ともお付き合いしたことがない方もいらっしゃいます。

恋愛経験が豊富な方が婚活に有利とお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうとも言えません。なぜならば、恋愛経験が豊富な方は「相手に求める条件が高くなりやすい」ためです。

婚活は言わずもがな、自分も選べばお相手も選んできます。そのため、ご自分と希望のお相手とのバランスがとれていないことで、ご希望の方に会えず活動が前に進んでいかないのです。

それではなぜ、お相手に求める条件とご自分のスペックとの間にギャップが生まれてしまうのでしょうか?代表的な理由を以下より3つご紹介します。

 

過去の恋愛で目線が上がりすぎてしまった

恋愛経験が豊富な方には、これまで付き合った方のステータスが高すぎて、そこから目線が落とせない、と悩んでいる方が、特に女性で多くいます。

確かに、過去のお付き合いした方がご自分の中での標準になってしまい、そこから下の条件だと、抵抗を感じてしまうかもしれません。

特に現代の婚活の多くはデータマッチング形式(年齢・身長・年収などを絞ってお相手検索)で、まず条件面を見てからの出会いとなります。そのため、余計に条件面を意識しやすくなっていると言えるでしょう。

 

ハイステ女性が増えている

今の婚活者(30~40代)は、社会での男女平等も浸透してきた世代で、ハイステータスな女性がかなり増えてきました。

高学歴、女医、女社長等々。IBJにも、高学歴・高年収の女性は非常に多いです。

しかしそのように社会が変化している一方、「男性は女性より上でありたい/あってほしい」という深層心理は変わっておらず、そこでズレが生じてきていると言えます。

女性が男性に「自分より上」を求める一方、男性もプライド的にハイステ女性を避けてしまうため、結果的にハイステ女性が結婚しづらい状況が出来てしまっているかもしれません。

 

自分の年齢が上がってしまった

以前と求める条件が変わっていなくても、年齢が上がることで、婚活市場での自分の市場価値は、どうしても下がっていってしまいます。

特に女性は、男性の心のうちで「女性は35歳以上を超えると出産は難しい」と思っている方が多く、子供の観点から年齢をで足切りされてしまうことが増えます。

ここは仲人として私が日々見ていても、かなりシビアです。

女性が「まだいけるでしょ」と思っているうちに、足切りラインを超えて婚活が苦戦するようになってしまいますので、女性は30歳を迎えたら、相談所で真剣婚活をすることを強くおすすめします。

 

その条件じゃないと本当に幸せになれない?

条件が高すぎて婚活が上手くいっていない以上、見直しは必要です。

しかし、ただ見直せと言われても、一生に一度の結婚なので、譲れないポイントはあるでしょう。

そこで、不要な条件を精査していくために、必要な考え方を以下からご提案します。

 

その条件は本当に「結婚」に必要?

条件が高すぎて婚活が上手くいっていない方は。まず「こういう人しか無理」という条件を、紙に書きだすなどして見直してみてみましょう。そうすると、実はその「無理」な理由に穴があったりします。

例えば、以前ある女性が「年下男子しか無理」と言っていたので、わたしが「なぜ?」と聞くと、その答えが「肌ツヤが違うから」でした。

しかし、その肌ツヤは、結婚生活50年あるとしたら、10分の1持つかどうかでしょう。それは本当に「結婚相手」に必要な条件なのでしょうか?

このように、それで婚活がうまくいっていない以上、自分の求める条件が、結婚相手に求める条件としてズレていないか?見直してみることが大事です。

自分で自分の矛盾に気付けるか、向き合えるかは、婚活の勝敗を大きく分けていきます。

 

獲得が目的になると、結婚後に幸せが続かない

婚活の目標が「幸せな結婚」ではなく、「条件以上の人を獲得すること」になってしまっていませんか?

それは同じであるようで、視点が全く違います。

「条件以上の人の獲得」が目的の人は、視点が「今」に非常に近い一方、「幸せな結婚」を目標にしている人は視点が数年・数十年先を見ています。前述の「肌ツヤがいい人」が良い例です。

条件を追い求めることの何が問題かというと、目標を達成したら、それで満足してしまうという欠点があるからです。

幸せには「比較で得られる幸せ(例:お金、高級品の買い物、SNSのいいね)」と「比較無しで得られる幸せ(例:天気がいい、ご飯が美味しい、家族の笑顔)」の2種類があり、後者の方が幸せが長続きすると言われています。

比較で得られる幸せは、得たときこそ爆発的に幸せは感じますが、得た後は急激に幸福度が落ちていきますので、特に「結婚」という数十年続くもので言えば、人との比較(ハイスペと結婚したい、人に自慢したい)の視点は、排除して考えていくのが良いと言えます。

 

婚活で妥協すべき条件【女性編】

今の時代の婚活は、まず最初に相手を検索で絞る形式なので、「条件」をまず考える方が多いでしょう。

しかし、これは婚活沼の入り口であり、条件ばかりを気にしすぎると、次第にその条件以外は会う前からナシにしてしまい、勝手に「いい人はいない」と思ってしまいやすくなります。

しかし、条件外の方とも会ってみると、案外素敵だな、いいな、と出会える機会も多いものです。(わたしも、これをやったことで夫に会えまし

「今既に婚活苦戦しているんだけど、どこを妥協したらいいの?」と思っている方に、以下4つの側面から条件を下げることをご提案したいと思います。

  • 1
    身長
  • 2
    学歴
  • 3
    年収
  • 4
    結婚後に変わる可能性がある部分

メインが1~3に挙げた、世にいう「3高」ですが、そこを何段階下まで下げられるかが重要です。そこを妥協すべき理由を以下からご紹介していきます。

 

身長

女性は、男性の身長を「最低170㎝以上」とする方が多いです。175㎝以上を希望する方もかなり多くいらっしゃいます。

しかし、これを160㎝台に条件を下げることで、出会いはかなり広がります。

身長条件を下げるおすすめポイントは、男性の低身長の方は婚活でも不利になりやすく、身長を除けば、様々な分野で魅力的な方が多い点です。(個人的な婚活実体験で、これは確かに有る、と感じます。)

,「ヒールが履けないから高身長じゃないと…」と思う方もいるかもしれませんが、結婚した主婦を街中で見渡すとヒールの方は非常に少ないのが現実。

数十年スパン続く実際の結婚生活を考えるなら、数センチの身長より内面を優先した方がいいと思いませんか?

 

学歴

例えば自分が大卒だと、お相手も大卒がいい、と考える方が大半です。私も婚活当時、そう思っていました。似た環境の人でないと話が合わないように感じたためです。

しかし、実際会社など周囲を見回すと、人柄の良さや仕事ぶりの良さは、あまり学歴と関係が無かったりします。これは、社会に出て同じことを実感された方は多いのではないでしょうか。

たしかに学歴は、その方の育ちを見る一つの指標ではありますが、あくまで補助程度の情報として見るので十分です。

多くの人を見て参りましたが、学歴があるから人として優れているかと言うと、正直そうとも言えません。

学歴でばっさり切ってしまうのではなく、ぜひ実際にお会いしてお人柄やお仕事ぶりを見極めていってください。

 

年収

結婚でお金は確かにとっても大事です。

ですが、男性単独の年収ではなく、世帯年収で考えるようにしていくことをおすすめします。

何故なら、今既に共働き世帯は9割。これからの時代は、男性に年収を求めるより、共働きでも支え合える協調性を持っているかが、大事なポイントになってくるでしょう。

特に高年収の男性は、お財布目的の女性に対して警戒する方も多いです。

夫婦は共に支え合うものなので、相手から与えてもらえるものだけではなく、自分が相手に何を与えられるかもよく考えながら婚活は進めていきましょうね。

 

結婚後に変わる可能性がある部分

結婚相手に求める条件を設定するとき、「結婚は数十年続くものである」ということは必ず念頭に置いて考えていってください。

そこで大事なのが、「変わる可能性がある部分」と「恐らく変わらない部分」の線引きをすることです。

「変わる可能性があるもの」の例として「タバコ」が挙げられます。タバコは中毒性が高いものの、禁煙ブームで止める人が増えてきました。

プロフィールで「喫煙」になっていても、他の条件が良ければ「ゆくゆく止めてくれるかもしれないし」とお会いしてみることをお勧めします。

お人柄を見て、「きっとお願いしてもやめないタイプだな」と思えば、そこで初めて見切りをつけましょう。

タバコ以外にも、「趣味」「ファッション」「髪型」なんかも、結婚後変わる可能性が高いですね。

 

【ちなみに…】わたしが婚活で妥協したポイント

わたしは「タバコ」と「学歴」を条件から外しました。

当初 → 妥協後

  • 学歴 四大卒(有名大学以上) → 人柄重視
  • 身長 166㎝以上 →  変更なし
  • 年収 自分+100万程度 → 変更なし
  • 年齢 自分+5歳まで   → 変更なし
  • 禁煙者 → 将来止めてくれそうな人だと感じれば可

夫も以前は喫煙者でしたが、同居してからやめてくれました。プロフィールを見たときは躊躇しましたが、今は「会っておいて本当に良かった…」と心底思います。

あの時「タバコが・・」とか「学歴が・・」と言っていたら、今の幸せはありません。

わたしは年齢は広げませんでしたが、高年収の男性と結婚したい方なら、年齢を広げるのもいいでしょう。

 

POINT!
  • 「3高」の条件を下げると、出会いは大幅に広がる
  • 結婚後、変わる可能性がある部分の条件に固執してしまっていないか?
  • 希望条件が「過去の恋愛」へのリベンジになっていないか?
  • 相手への希望だけではく、「自分が相手に与えられるもの」は考えられているか?

婚活で妥協すべき条件【男性編】

男性は、女性に比べて相手に求める条件が多くないことが多いです。

しかし、それでも婚活がうまくいかないとき、ここの許容を広げるといいかも、という点を3つ以下からご紹介させていただきます。

  • 1
    学歴
  • 2
    年齢
  • 3
    容姿

以下からその理由を順にご紹介していきましょう。

 

学歴

男性の場合は女性と逆で、自分より高学歴の女性でも許容していくのがおすすめです。

なぜなら、ハイステ女性は男性から敬遠されがちなので、そういう女性こそ婚活に苦戦していることが多いからです。

婚活女性の中でも、「学歴で人は測れない」という方は多くいます。

特にハイステ女性からお申込みを頂いた場合は、敬遠せずにお受けしていくのを強くおすすめします。

 

年齢

以前5chで婚活者のページを見ていた時、男性婚活者の35歳以上の女性に対する暴言を読み、衝撃を受けました。

妊娠率に関することでしたが、男性は本心ではこう思ってるんだ、と思ったらぞっとしてしまったのです。

確かに、30歳を過ぎると年々妊娠率は下がり、35歳以上になると高齢出産になりリスクが高まります。

しかし、現代での不妊の原因は、約半数が男性側に原因があると言われているため、妊娠率のことで言えば、正直男性/女性どっちもどっちなのです。

特にご自分の年齢がかなり上になってしまった場合、子供の観点があるからといって、-15歳、-20歳の女性を探すには、それ相応の別の魅力がなくては成立が難しいです。(高年収、容姿端麗など)

実際35歳以上の高齢出産をしている人は非常に増えていますので、もう少し年齢を広げてもいいかもしれません。

 

容姿

男性にとって、相手を性的対象として見れるかは、確かに大事だと思います。

しかし、女性はファッションや化粧でかなり化けることが出来ますので、プロフィール写真で絞りすぎるのは良くないかもしれません。

女性の容姿の変化は激しい方は非常に激しいので、(ファッション、体重の増減など)お人柄に魅力を感じられるか、を先に見て頂くことをおすすめします。

 

POINT
  • ハイステ女性は婚活に苦戦している方が多い。申し込みが来たら受けてみるのがおすすめ
  • 高齢出産も増えており、男性不妊の問題もあるため、年齢は少し広げる方が良い
  • プロフィール写真で判断せず、実際会ってから印象確認するのがおすすめ

更に条件を広げるなら

条件は自分として広げ切ったつもりなのに…、という方に、追加で以下3点をおすすめします。

婚活はお相手が決まるまで苦しい日々が続きますが、試行錯誤しつつ、いつか出会える日まで婚活を続けてくださいね。

 

「&条件」から「or条件」に変える

&条件とは、「年収600万以上&年下&高身長」のように、条件が全部必須であることです。

これだとかなり範囲が狭まります。

なので、条件を優先順位付けし、どちらかでいいなというものは「年収600万以上 or 年下」のように「or条件」に変えていくのがおすすめです。

お部屋探しも同じですよね。家賃予算10万円なのに、新築+1LDK+会社から30分以内+浴室乾燥付…、とやっていくと、永遠にお部屋は見つかりません。

この際、「こういう人と結婚するくらいなら独身の方ががマシ」というレベルがどこなのか、最低基準(must条件)も見つけておくといいですよ。

 

同性会員を見て、自分の偏差値を探る

長く婚活がうまくいっていないということは、「自分のステータス」と「相手からの需要」のバランスが取れていない可能性があります。

もしかしたら同性会員には、あなたよりもっとステータスの良い人がいて、あなたの希望条件のお相手はそちらと成婚していっているのかもしれません。

人は、自分を実際よりも高く評価する人が多い(全体の7割)と言われていますので、目線を標準化するために、一度同性会員と自分を比較してみることも大事です。(当社では、会員様ご希望の場合、相談所画面から同性会員のプロフィールをお見せできます。)

 

カウンセラーからアドバイスをもらいつつ活動する

婚活アドバイザー、相談所のカウンセラーは、何故婚活がうまくいっていないのか、これまでの知見をもとにアドバイスすることが可能です。

今までたくさんの婚活者、成婚者を見てきたからこそ出来るアドバイスです。

自分の盲点に気付けることも多いので、婚活が行き詰ってしまっている方は、一人で悶々と活動するよりプロと相談しつつ活動する方が、精神衛生上でも、実際の成果でも、ずっといいですよ。

 

まとめ

  • 恋愛経験が豊富な人は、目線が上がりすぎてしまい、婚活に苦労している人が多い
  • 希望条件が「結婚相手」ではなく「恋人」に求める条件になっている人が多い
  • 過去の恋愛へのリベンジで相手を見つけても、幸せが続かない可能性が高い
  • 結婚後に変わる可能性が高いポイントは、条件の優先順位を下げよう
  • 「&条件」が多い人は優先順位付けを行い、なるべく「or条件」に変えていこう

婚活者は、男性・女性ともに、相手に求める一方で、自分を高める努力が出来ていない方が時々います。

結婚とは、長い長い支え合いの人生の始まりです。

相手に求めるものがある一方、自分が相手に何を与えられるか、にフォーカスして活動していけば、きっといつか必ず良い出会いに恵まれます。

あなたの婚活が、良い出会いに恵まれることを祈っています!

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