人を好きになれない!|恋愛体質じゃない人への婚活のススメ
~IBJ現役仲人 婚活当時の反省録④~

こんにちは!結婚相談処 hana-musubi の代表カウンセラー砂川愛です。

婚活で、会っても会っても好きになれないので、「自分は結婚できないんじゃないか」とか「婚活疲れてもう嫌だ」と悩む方が多くいます。

わたし自身も婚活経験者。「婚活うまくいったから仲人やってるんでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、わたしも婚活当時同じ内容で苦しみました。

そこでこのコラムでは、「数十人会っても全然ピンと来る出会いが無い」という方に向けて、わたしの婚活当時のことも交えつつ、おすすめの婚活法をご紹介いたします。

 

「好きになれない」と悩む婚活者は多い

婚活はしているけど、「人を好きになれない」と悩んでいる方はかなりの数います。

まず初めに、他の婚活者の声を聞いていきましょう。

結婚したいのに、人を好きになれない

Twitterの婚活垢(婚活用アカウント)でも、「全然好きになれない」とつぶやく婚活者が多くいました。

中にはご自身の希望条件が高すぎる方もいます。しかしそうではないのに、会っても会っても「結婚相手」「異性」として見れない、という悩みを持つ方もおおくいるようでした。

 

わたしが「好き」と思った確率30分の2

わたし自身も、当時「自分は恋愛のネジが飛んでいる」と悩みました。

会っても会っても、当たり障りのない話をして終わってしまうし、相手に踏み込もうとも思えませんでした。

わたしが婚活中に会ったのは、約30~40人。そのうち「好き」というか「いいな」と思えたのはたった2人でした。

人によって恋愛感度は様々なので、もっと多い人もいるでしょう。

 

婚活中なのに「人を好きになれない」7つの理由

恋愛体質ではない方は、まずは何故自分は相手を好きになれないのか?自分の気持ちを探ってみることが大切です。同じ「好きになれない」でも、理由を因数分解していくと、実際人それぞれ、その理由は違っています。

そこでここでは、代表的な「相手を好きになれない」理由を7つ挙げてみました。

 

  • 1
    生理的に受け付けない
  • 2
    見た目がタイプではない
  • 3
    会話のテンポ・波長が合わない
  • 4
    相手の尊敬ポイントが見当たらない
  • 5
    相手と自分の共通点が見当たらない
  • 6
    好かれると逃げたくなる
  • 7
    結婚がイメージできない

生理的に受け付けない

人それぞれ他にもどうしても生理的に受け付けないタイプもあるでしょう。

例えばわたしは咀嚼音が大きい人、沖縄時間レベルののんびりさんは、耐えられません。泣

これらは顔写真だけでは分からないことも多いため、会って「どうしても無理!」という時は、ご自分の婚活のストレスになるので、早々に切り上げましょう。

 

見た目がタイプではない

婚活相手を探す際、見た目から入る方が大半でしょう。たしかに、見た目からはその人の容姿の良し悪しだけではなく、お人柄が透けて見えることもあります。

しかし婚活とは生涯連れ添う相手を探していますので、あまり容姿の良し悪しで絞りすぎる人は、婚活が難航したり、結婚後不仲になったりすることがよくあります。

「お互い歳をとってしわくちゃになっても一緒にいたいと思える人はだれか」を一度よく考えてみましょう。

 

会話のテンポ・波長が合わない

会話していて、なんかキャッチボールがうまくいかない、という人はいますよね。

自分なりに最大限気を遣っているのに、喋っていて疲れる相手の場合は、無理して続ける必要は有りません。

例えば、自分の話ばかりする人、愚痴ばかりや攻撃的な話ばかりする人、逆にまったく話さなくて話題作りに一生懸命にならなくてはいけない相手など。

むしろ心地よく会話出来る相手とは、相性が合っているはずなので、積極的にお互いを知っていくことをおすすめします。

 

相手の尊敬ポイントが見当たらない

相手に自分より「スゴイ」と思うポイントが無いと、ときめかないという人は多くいます。

これは「結婚相手には自分より上であって欲しい」と思う、女性に多くあります。

単純にお仕事が管理職・経営者だったり年収が高かったりだけではなく、自分にない部分を持っていると尊敬ポイントに繋がります。

一方で、相手に「&条件」で何から何まで求めれば、当然ならその分出会いは激減していきます。婚活では、「自分が異性会員からどれだけ人気があるか」と「自分が相手に希望する条件」の【バランス感覚】がとっても重要です。

逆に自分は相手に何を与えられているか、を考えつつ、相手のことをより知っていくことも大切です。

 

相手と自分の共通点が見当たらない

仲良い夫婦とは、どこかしら似ている部分があるものです。嫌いな人間のタイプ、洋服の趣味、笑いのツボ、食の趣味、まとっている雰囲気など。

相手が自分と近い部分を一つでも見つけていくと親近感を持てますが、掘る度に首をかしげたくなるような箇所が多いと、好きになれないと感じる人が多いでしょう。

 

好かれると逃げたくなる

「好かれると冷める」「好意を寄せられると怖くなって逃げたくなる」という方は結構多いです。しかしその心理は人によって様々です。

その心理としては以下のようなものが挙げられます。

  • 獲得欲求が満たされて、満足してしまう
  • 自分で自分が好きではないので、人に好かれると不信感を抱く
  • 変化が怖くなって拒否したくなる
  • 自分の気持ちが追いついておらず、相手を重く感じてしまう

それぞれ対処すべき内容も異なります。

獲得欲求の方は結婚ではなく恋愛の駆け引きを楽しみたい方なので、そもそも婚活に向きません。

それ以外の方は、自分と向き合う時間をしっかりとりつつ婚活を進めた方がいいでしょう。一人で婚活を進めると、苦しむ場面も多いはずなので、当社のように心理カウンセラーのいる場で婚活を進めることをおすすめします。

 

結婚がイメージできない

中には、いい人なのに、条件自体は理想通りなのに、結婚のイメージが湧かない相手もいるでしょう。

それは言葉での説明は難しいだけで、直感的に相手との違和感を感じているかもしれません。

結婚相手とは、一緒にいて違和感がない人・居心地の良い人です。

もしお相手がまだ好きになれていないだけでなく、居心地の良さを感じられない(結婚して一緒にいるイメージが湧かない)方なら、交際は終了した方がいいかもしれません。

 

「人を好きになれない」婚活者におすすめの方法

「好きになれない」と悩んでいても、運命の相手は突然現れたりしないし、ご自分も疲れる一方かもしれません。

そのため、「簡単に相手を好きになれない」という方は、意識的に婚活を進めていく必要があります。

それを実践できる具体例を以下から一つずつご紹介していきます。

  • 1
    各回のデートの目標ステップを設定する
  • 1
    自ら率先して相手を知るようにする
  • 2
    疲れる相手とは早々に終了させる
  • 3
    「結婚生活」をイメージできるスポットに一緒に訪問してみる

是非一つずつ試していただき、婚活を一歩でも前に進めていってくださいね。

では早速以下から詳細を順にご紹介していきます。

各回のデートの目標ステップを設定する

婚活デートでは「誘われたからなんとなく会う」は止めましょう。

相手への興味の有無と関係なしに、と各デートでどこまで踏み込んで話をするか、目標設定が大切です。

例えば、1回目は印象確認だけ、2回目は理想の結婚像について話す、3回目は相手が自分をどう思っているか踏み込んで聞いてみる、4回目は長時間いてお互い心地よくいられるか確認する、など。

なぜなら、ぼんやり会っていては、その人が結婚相手としてどうなのか、判断していけないからです。

勿論、相手のマイナスポイントを一生懸命探してしまわないよう注意が必要ですが、1回ずつのデートで判断材料を一つでも多く積み上げないと婚活は進んでいきません。

意識的に相手に踏み込んでみる事で、恋愛体質ではない人でも、感情が芽生えるシーンは確実に増えます。そうやって意識的に「自分」の気持ちがどう動くのか試していくことが、自分の気持ちの発見にも繋がりますよ。

 

自ら率先して相手を知るようにする

上記でご紹介の通り、相手を好きになれない理由に「相手を尊敬できるポイントが無い」が挙げられます。

そういう方は、まだ1~2回しか会っていないか、相手を深堀出来ていないか、自己アピールに集中してしまっているか、どれかかもしれません。

婚活ではお客さんのように、「質問され待ち」「おだててもらい待ち」になってはいけません。

何故ならそういった待ちの態勢に入りやすい方は、結局自分が相手を好きになれなくて、交際・結婚に踏み切れないことが多いからです。

そのため、集中すべきは「相手をより深く知ること」。そしてそれによって「自分の心がどう動くか探ること」です。

 

疲れる相手とは早々に終了させる

相手から好意を寄せてもらえることもあります。

しかし、あなた自身が好きになれないだけではなく、どうにも疲れてしまう相手であれば「もったいない」と思わず、関係を終了させることをおすすめします。

婚活中は、結婚に対して焦る気持ちもあるため、人から好意を寄せられると、なんとかその人を好きにならなきゃ、と思ってしまうこともあります。

しかし、3~5回会っても好きになれなければ、その先好きになることはほぼ無いでしょう。(勿論、これまでに相手をよく知る努力をした努力をしたうえでのことです。)

ただでさえ婚活は精神的に削れることが多いため、時には見切りをつけることが後々振り返って英断となることもありますよ。

 

結婚生活をイメージできるスポットに一緒に訪問してみる

カップルになったら、行きたい憧れのデートスポットもありますよね。遊園地、展望台、海など。

是非それらにも行って頂きたいですが、「結婚をイメージ出来る場所」に合間に一緒に訪問することもオススメです。例えば、ただのスーパー・商店街や自宅デートなど。

なぜなら、「夫婦」だからこそよく行く場所に一緒に行くことで、「結婚相手」としてイメージできるかどうか、一気に判断しやすくなるからです。

以前こんな話を聞きました。ある結婚意欲の無いモテ男性が、会社の事情で家に帰れなくなった同僚女性を恋愛感情一切なく自宅に泊めたそう。彼は女性には困っていなかったし、その同僚女性は地味でまったく恋愛感情もわかない相手だったようです。もちろんその晩何もありませんでした。しかし、その女性が違和感なく自宅で寝ている姿を見た男性は、突然「結婚ってこんなものなのかな」と彼女を意識するようになり、結果彼女にアプローチして結婚したそうです。

結婚の決め手とは、こんな風に「結婚のイメージ」がふっと舞い降りることではないか。と私は思っています。

 

【私の経験談】好きになれないのは、自分がバリアを張っていたせい

ここからは、少しだけわたしの婚活当時の話をさせて頂きます。

ご参考になるか分かりませんが、わたしは結構婚活をこじらせていたタイプです。元々モテないのに、まったく恋愛体質でもなく、結婚願望も「?」な期間が長かったからです。

そんな人間がどうやって結婚までたどり着いたのか、以下からご紹介させて頂きます。

 

わたしの「婚活を始めた理由」

わたしも婚活を3年経験しました。

しかし、前半の方は、自分から相手に踏み込むことを全くせず、当たり障りのない会話をして終わってしまうことが多かったです。

なぜなら、わたしは元々「結婚しても幸せになれるとは限らない」と思っており、28歳という結婚適齢期を迎え、後々後悔しないために婚活をしていたからです。

つまり、自分が結婚願望も理想の結婚像も固まっていないのに、年齢的な危機感から形だけ婚活を始めてしまったパターンでした。

もちろん、婚活は早く始めるに越したことはありません。(特に女性は)でもそもそも結婚を警戒しているんだから、婚活で人をそう簡単に好きになれるわけありません。

誰か白馬の王子様が突然現れて、自分の心を融かしてくれるとでも思っていたのか…?だとしたらとんだお姫様気取りです。

わたしは婚活する前にまず、自分の「結婚」に対してひん曲がった考えを正す必要がありました。

 

待っていた頃は好きな人が現れなかった

当時は、「わたしは恋愛体質ではないから、簡単には相手に踏み込めない」と思っていました。

それってつまり「男性にわたしを口説き落としてほしい」っていうことですよね。引く手あまたのモデル級の美女ならまだしも、普通によくない考えでした。

恐らく相手にだってきっと、わたしのこの見えないバリアは伝わっていたでしょう。結果当たり障りのない話だけして、もちろんわたしは相手が好きかどうかも当然分からず、ただ数をこなすだけの婚活になってしまいました。

 

転換期は、婚活を楽しみだしたこと

転換ポイントは、お相手と「まず友達になろう」と思ったことです。

正直数年婚活やっていて、疲れてきました。肩の力を抜きたくなって男友達と呑みに行くようなノリで婚活デートに出掛けるようになりました。相手に求める条件も、なんだか考えるのも面倒で、とにかく会ってからでしょ、あれこれ細かいことを考えるのを全部やめました。

「友達じゃダメでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、友達になれない人とはそもそも結婚なんてできません。

友達と話すように、等身大の自分で向き合ったとき違和感のない相手であれば、結婚しても居心地の良い相手だということです。

 

結婚の決め手は、結婚生活をイメージ出来たこと

わたしは、夫と婚活で出会いました。

初対面から「好き」とは思いませんでしたが、会話のキャッチボールが今までで一番心地よい人でした。

わたしが夫に「ピン」ときたのは、わたしと夫が一緒にテレビを見ていたときのことです。

無言でも気にならず、お互い笑うタイミングも同じで、とても穏やかな時間でふと「あ~こうやってこの人と歳をとっていけるな」と思い、それがそのまま結婚の決め手となりました。

 

「好き」は後からついてきた

とんとん拍子で交際・結婚が決まりました。今までの3年間は一体なんだったんだ?と思うスピードで。

しかし、どこで「好き」だと思ったのか?は非常に難しいところです。

結婚相手として確信は持っていたし、好感度100%でした。しかし、わたしは恋愛体質ではないので、ハートが乱舞して「好き」でいっぱいになるタイプではありません。

じんわりと「この人が好きだなぁ」と思うようになったのは、もしかしたら結婚が決まって同居した後からかもしれません。

結婚生活は数十年スパンで続くものなので、好きが後から付いてきた今の状態が、わたし達夫婦にとっては良い結果ではないかと思っています。

 

【参考】Twitter婚活アカウント(婚活垢)の声

Twitterでも、「後から好きになった」という声は多数見られましたので、ご紹介します☟

ここは人に寄りけり、意見が分かれるところです。あまり時期尚早の判断はせず、自分の気持ちをしばらく見守ってみるのもいいかもしれません。

 

恋愛体質ではない人にはIBJがおすすめ

わたしは今婚活を終え、IBJの加盟店の仲人として活動しています。

それは、わたしのようなこじらせた人間でも、このIBJシステムなら結婚しやすかっただろうと思っているからです。

そして、わたしのような人でも活動しやすい相談所にしたいと思い、開業するに至りました。

そこで、恋愛体質ではない人に、何故IBJが良いと思うのか?そのおすすめポイントをご紹介いたします。

恋愛の駆け引きが不要

人を好きになれない人の中には、そもそも恋愛が面倒、という人もいるかもしれません。

しかしIBJでは、恋愛の駆け引きをする必要がありません。

例えば間に仲人がいるので、相手が自分をどう思っているのか、把握することが出来ます。

会員さんは全て結婚前提の出会いを希望している人なので、わざわざ相手に結婚があるか探る必要だってありません。

デートも週一でしていただく事を推奨しているため、次のデートの約束も取りやすいでしょう。

 

ステップ別に向き合い方が変わる

IBJでは、お相手との向き合い方がステップ別に分かれています。

お見合い ⇒ 印象確認するだけの場
仮交際  ⇒ 友人関係
真剣交際 ⇒ 恋人関係(結婚前提)
成婚   ⇒ 婚約 

それぞれのステップで、距離の詰め方・話をしておいた内容のポイントをまとめていますので、焦らずそのステップで話すべき内容だけに集中することをお勧めします。

なぜなら、焦ると余計なことを沢山考えてしまい、それこそ「好きになれない…」などと悩んでしまうからです。

そもそも1~2回ですぐ好きになれるわけないと開き直る方が良いです。IBJのシステムはそういう風に出来ています。

もちろん「今どういう関係か分からない」という、中途半端な関係も有りませんので、余計な事に悩む必要がありません。

また、IBJは他の相談所とは違い、「婚約」をゴールにしていますので、より確実に結婚出来ますよ。(他の相談所は、ほとんど真剣交際まで)

 

カウンセラーから客観的なアドバイスが貰える

婚活進めるうえで「あれ?もしや自分がおかしいのかな?」と不安になることありませんか?わたしはよく「自分は結婚不適合者なんじゃないか」と思ってしまっていました。

そういうとき、カウンセラーという第三者のプロのアドバイスがあると、とっても気持ちがラクになります。

あ、自分っておかしくないんだ。と思えるし、逆に自分が気付いていない欠点を指摘してもらい、より婚活が進みやすくなります。

特に「人を好きになれない…」と悩む方は、婚活での向き合い方そもそもに直すべきポイントがあるかもしれません。

ただ数をこなす婚活は意味がありません。信頼できるカウンセラーに悩みを相談しつつ、自分を変えていくことが相談所の活動では大切ですよ。

まとめ

このコラムでは、婚活で「人を好きになれない」と悩む方に向けて、「好きになれない」よくある理由と、おすすめの婚活方法をご紹介してきました。

たしかに、婚活では「会っても人を好きになれない」と悩む人は多くいます。わたしもそうでした。

しかし、それはご自分が焦りすぎたり、壁を作ってしまっている可能性もあります。

更に言ってしまえば、婚活と言えど、最初から結婚相手としてみる必要も無ければ、すぐ好きになる必要もありません。もう少し頭の中を自由にして、最初の3~5回のデートまでは、まずは純粋にその人との時間を楽しめるか、だけでも大丈夫です。

その点IBJでは、結婚までの出会いがステップ別に分かれており、焦らず徐々にお互いの気持ちを探れるようなシステムになっています。

仮交際期間は、恋人として次付き合い対価を見定める期間、真剣交際期間は、結婚相手としてどうかを見定める期間です。それぞれのステップで、相手と自分の気持ちに徐々に向き合っていくようにしましょう。

 

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