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こんにちは!結婚相談処 hana-musubi の代表カウンセラー砂川愛です。
婚活のお悩みでよくあるのが「恋愛と結婚はどう違う?」というものです。たしかに結婚してみないとこの実感はわかない部分かもしれません。
結婚とは家族だという点で恋愛(他人)とは大きく異なります。社会的扱いも変わり、求めるもの(恋愛は刺激、結婚は穏やかさ)も変わることでしょう。
そこでこの記事では、恋愛と結婚の違いを社会的・心理的側面から紹介し、結婚だからこそ重視すべき条件・固執しない方が条件について詳しく紹介します。この記事をお読み頂くことで「結婚とは何か」を考える参考となり、効率の良い婚活に役立つことができるでしょう。
独身からたまに「結婚する意味って何ですか?」「結婚と恋愛って一緒じゃないですか?」と聞かれることがあります。
たしかに、未婚の時はあまり違いを感じないかもしれません。特に女性は恋愛の延長線上に結婚を考える方が多いので猶更です。
結論を申し上げると、一番の違いは恋人は他人同士、結婚は家族であるということです。当たり前ですがこれは重要な違いです。
それでは家族になるとはどういうことでしょうか?恋人と家族の違いには以下3つがあります。
恋人と家族の違いを簡単に比較すると以下のようになります。
恋愛(恋人) | 結婚(家族:内縁を含む) | |
---|---|---|
社会的扱い | 特に無し | 配偶者 |
期間 | 有限 | 無期限(一生涯) |
生活費 | 別が多い | 共同 |
世帯 | 別が多い | 同一(別居婚を除く) |
お互いの家族との付き合い | 無いことが多い | 有 |
出産・育児 | 無し | 有ることが多い |
家族(結婚)と恋人(恋愛)の違いをより深く理解頂くために、上記3つの違いについて、以下より詳しく紹介します。
結婚は、生涯という【無期限】で生活を共にするという点で恋愛とは違います。つまり、恋人は【今】を充実させる関係である一方、家族は【将来】を共に作る関係だということです。
同棲が3年以上続くと内縁関係に認められやすく、法的にも内縁は家族同等の扱いが増えてきましたので、本記事でも内縁関係=家族に含んで紹介します。
お互いの人生に責任を負うようになるため、お互いが協力し支え合う、人生の共同経営者としての側面を強く持つようになります。
生計とは日常の生活の資を意味し、簡単に言うと生活費を共有しているということです。
難しい説明になりますが、国税庁では生計を共にするということを以下のように定義しています。
生計を一にする
日常の生活の資を共にすることをいいます。
会社員、公務員などが勤務の都合により家族と別居している又は親族が修学、療養などのために別居している場合でも、生活費、学資金又は療養費などを常に送金しているときや、日常の起居を共にしていない親族が、勤務、修学等の余暇には他の親族のもとで起居を共にしているときは、「生計を一にする」ものとして取り扱われます。
出典:国税庁
結婚すると主婦(パートを含む)が夫の配偶者控除を受けられたりなど、税務上・法律上でも扱いが変わります。有名な話で言えば、病院で医療行為の判断ができるのは本人と家族のみ、というところも多くありますね。
このように社会からの扱いが変わるという点で、紙切れ一枚ですが婚姻届け出す意味は多いにあると言えます。
結婚すると、自ずとお互いの家族との付き合いが始まります。特に妻が夫の苗字に変えることが多いため、奥さんはこの点での違いを感じやすいでしょう。
時代が変わり「家に嫁ぐ」という時代ではなくなったとはいえ、特に奥さんが心の中に感じる妻としてのプレッシャーや夫家族への配慮の気持ちはこの令和の時代でも変わらないものです。
今の50~60代の婚活者の親世代でも、子離れしているようで内心子どもに結婚や孫のこと、介護について期待している方は実は多くいます。結婚の話をした途端、親が喜んであれやこれやと子家族への夢や期待が噴出した、という話はよくある話です。
このように、結婚することで良くも悪くも家族付き合いが出てくることは、夫婦円満のためにも軽視せずにおいた方が良い問題です。
結婚と恋愛の違いにはもう一点、恋愛=刺激、結婚=穏やかさを求める傾向にある、ということも欠かせません。これについては後ほど下段 【心理学から解説】男性は結婚と恋愛を区別つける人が多い から紹介します。
結婚とは他人が家族になるという点で恋人とは違う、ということをご紹介しました。
しかし婚活者の中には、恋人探しのつもりで相手を探してしまい、結果的に婚活が上手く進まなかったり結果破局に陥ってしまうカップルがいます。
このような失敗をなるべくしないために、真剣婚活では以下4つのポイントは外さずにお相手と向き合うことが望ましいでしょう。
それぞれの具体的なポイントを以下より詳しく説明します。
一生涯を共にするという点で、居心地の良さは欠かせません。何を以って居心地が良いとするかには、以下のようなものが挙げられます。
成婚退会者や結婚したカップルに結婚の決め手を聞くと、この居心地の良さを最初に言う方が非常に多くいます。(私もそうです)
結婚とは素朴な日常生活の連続ですので、「何かを一緒に楽しめる」より「何もない時間を穏やかに過ごせる」方の方が向いているでしょう。
結婚相手探しの鉄則にもなりますが、価値観が合うかどうかは重要です。
結婚をすると、生活・人生における大小さまざまな選択を夫婦でし続けることになります。例えば、家電は何を買うかだったり、子どもの教育方針だったり、「今日はお互い疲れてるからどこまで家事を手抜きするか」だったり等々。
同じ空間で生活を共にするパートナーとしては、なるべく衝突を減らし穏やかに暮らしたいものです。そのため、生活面における価値観は交際時にお互いよくすり合わせておくといいでしょう。
逆に、生活に支障が出ないものやお互い独立して行うもの(例:趣味・仕事内容など)はあまり気にし過ぎなくても良い内容です。
家族とは前述のとおり、生活費を共有する関係です。そのため、お互いの稼ぎはお互いの資産であるのと同時に、相手が生活のために作った借金も共同責任となります。民法では以下のように定められています。
夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯してその責任を負う。ただし、第三者に対し責任を負わない旨を予告した場合は、この限りでない。
引用:民法761条
結婚後によくあるのが「もっと安いものあるのになんでこんな高いもの買っちゃうの!」や逆に「仕事頑張ったんだからたまには贅沢したっていいじゃん」といった相手の金銭感覚への不満です。
これは共働きで財布・通帳を別にしていたとしても、金銭感覚の不一致というのはストレスを感じやすいものです。よって、自分の感覚に近い人と結婚することで、生活のストレスが減り人生の満足度がより高まるでしょう。
前述のとおり、結婚すると親家族との関わりは思った以上に出てきます。
夫婦二人であれば年に1~2回程度顔を合わせるだけで済むことも多いですが、生涯を通して考えると、親の介護をどうするかだったり、子どもが生まれたら孫に会いに親の来訪頻度も増えていきます。
そのため、親(特に夫側)の想いについては結婚前に事前に知っておくことがおすすめです。もちろん、親が反対したら結婚取りやめという必要まではないのですが、事前に知っておくことで結婚後の余分な嫁姑の衝突など減らせる可能性があります。
家業を継ぐ場合は特に仕事面での親夫婦との関わりが深く出ますので、特に慎重に話を伺っておくことをおすすめします。
せっかく素敵な出会いがあっても、結婚に影響しない問題で自らご縁を逃してしまってはもったいないですよね。
そこで以下からは、婚活者によくある「固執しない方が良い条件」を3つご紹介します。
それぞれの価値観で、結婚相手に必須だと仰る方ももちろんいらっしゃると思いますので、ご参考としてご覧ください。
学歴はあくまで過去であり、それよりも今のお相手のお人柄や能力に着目する方が意味はあります。
具体例を出すと、高学歴でも年収400万・コミュニケーション下手の方もいれば、一方高卒だけど年収700万・お人柄が素晴らしい方も非常に多くいます。結婚するならもちろん後者の方がおすすめです。
わたしも婚活初期こそ、自分(公立四大卒)と同等くらいの方が会話が合うかと思っていましたが、実際あまり関係なかったと感じています。学歴が高くても、不思議に感じてしまう行動をする方も普通にいました。
よって、学歴はあくまでお育ちを知る一情報にして、お相手のお人柄を重視する方がいいでしょう。
結婚は生涯を共にするものであるため、現時点のお相手に不満があっても、将来的に変わる可能性があるものについては許容を検討してみましょう。
将来的に変わる可能性がある条件には以下のようなものが挙げられます。
これらに固執して良縁を断ってしまうのは非常にもったいないです。なぜならば、婚活においてお相手に何もかもを求めていたら結婚が遠のくばかりだからです。
実際わたしはタバコNGでしたが、喫煙者の夫とは「一応」で会ってみたところ人柄が非常に良くとんとん拍子で結婚に至りました。(※結婚後にお願いして夫はタバコも止めてくれました)
婚活に行き詰まりを感じていたら、結婚生活に影響が出ない希望条件は積極的に優先順位を下げることをおすすめします。
円満夫婦を見ると趣味は全く違うというところも多いため、趣味が似てる・似てないに夫婦仲はあまり影響しないようです。
たしかに、趣味など共通点が多いと初期の会話の突破口として非常に役立ちます。また人は自分と似ている人に惹かれやすいという傾向もあるため、交際への発展もしやすいでしょう。
しかし、趣味の共通よりも、上記でご紹介した価値観・金銭感覚の一致の方が生活における影響力は大きく、あくまで趣味は+α要素と考えた方が良いかもしれません。
趣味を大切にしている方は、「自分の趣味を尊重してもらえるか」「趣味の時間に干渉しないか」といったお人柄面を重視していきましょう。
男性と女性では、それぞれの成り立ちから結婚に対しても思考の傾向に違いがあります。
男性は女性と比べ、結婚と恋愛を潜在的に区別している方が多くいます。一方女性は恋愛と結婚に区別をつけない方が多く、婚活でのお相手への希望条件に悩む方が多いのです。
異性の潜在意識を知っておくことは婚活にも非常役立ちますので、婚活女性はぜひご参考にご覧ください。
男性は生物的に「より多くの子孫を残したい」という本能があります。これはあらゆる生物・動物がそうであるように、ヒトにも種の保存が必要だからです。
現代の社会制度は一夫多妻ですので、男性は女性を見るとき潜在的に「本命女性」と「恋愛のみの女性」を分ける傾向があります。例えば男性が女性に積極的にアプローチしたとしたのに、いざ結婚の話となると男性がはぐらかして進まない、というのはよくある話です。
男性が区別する恋愛相手・結婚相手の違いの特徴には以下のようなものが挙げられます。
恋愛・遊び | 結婚 |
---|---|
|
|
このように、男性が恋愛と結婚それぞれで求める女性像には大きく違いがあります。
刺激的で容姿端麗の女性の方が男性にモテる傾向にありますが、そこから結婚に発展するかは全く別であると言えます。そのため、婚活では「交際歴が多いから結婚に有利」「交際経験が殆どないから結婚できない」とは考えないことです。
それよりもお互いの価値観が合うかや生涯のパートナーとして相手のよき理解者となれるかが重要です。
男性の中にはこのような結婚・恋愛の区別を「男なら普通」と言う方も多く、たしかに生物の成り立ち的にはその通りかもしれません。しかし、真剣に結婚を考えている女性からすると非常にやるせない話ですよね。
そのため、女性が真剣に結婚を考えるのであれば、マッチングアプリやSNS婚活ではなく結婚前提の出会いの場である結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所の多くが会員規約で婚前交渉をNGとしており、これにより入り口部分で「自分を本命の相手として見ているのか?」の推量が不要となり、効率良く結婚を目指すことができます。
わたしも婚活で結婚しました。
婚活時に結婚と恋愛は別だと理解していたつもりでしたが、実際結婚すると思った以上に恋人と結婚は違うということを痛感しました。
わたしが結婚後特に感じた恋愛(恋人)と結婚(家族)の違いには、以下5点が挙げられます。
以下よりはいま婚活を頑張っている方に向けて、わたしの実体験をもとに恋愛と結婚の違いをご紹介していていきます。
結婚してすぐに感じたのが、社会(特に会社)からの見られ方の変化です。
会社に結婚の報告で身上変更申請書をまわした際、わたしにとってはただ苗字が変わるだけという意識でしたが、会社はわたしの向こう側に夫の人生も常に意識しているように感じました。
日本の会社とは、従来終身雇用制で会社内で結婚をあっせんしたりなど、家族主義的な要素が強くありました。そのため、日本企業には社員の家族を意識する傾向がまだ根強く残る会社もまだ多いようです。
会社以外にも、結婚後に友人から声がかかりづらくなるなど、今まで自分は自分ひとりだったのが、夫とニコイチで見られていると感じることが増えました。
法律・税務上でも配偶者だからこそ与えられる権利がありますので、生活するうえで社会での立ち位置が変わったとひしひしと感じます。
実際生活を共にするとリアルに役割分担が出てきます。日々の家事分担はもちろんのこと、何もかもが共同作業になるので自ずと自分がどう動くべきか意識することが増えました。つまり支え合いの精神、だと言えます。
たとえば、夫が今仕事が繁忙期だからわたしが家事多めにやってバランスとろうとか、これは夫の方が得意だから任せようとか、家庭を居心地の良いものにするためお互いがバランスのとり方を意識しています。
逆に夫婦にこの支え合いの気持ちがないと、片方に負担がかかりやすくなってしまうため家庭円満になりづらいでしょう。
結婚前は、結婚しても核家族だからと思っていましたが、親の介護の心配や子供の将来など背負うものが増えたと感じます。
これは重荷ということではなく「家族が増えた」ということに尽きると思います。家族とは時に自分が助けることもありますが、その存在が自身の支えになることも多くあります。
独身の時は自分の人生のことだけを考え生きてきましたが、結婚すると色んな人の人生も自分のことのように心配したり考えたりする場面が出てきます。
こういう点に一番「ライフステージが変わったな」と強く感じます。
わたしは未婚時元々会社員を続ける予定でしたが、結婚後夫婦の将来を考えたときに出張や残業の多い仕事は良くないと思い退職しました。これは、「自分がどうしたい」という視点から「家族としてどうしたい」という視点に変わったからです。
これまでは、定年まで海外を飛び回り、やりがいのある仕事でばりばり働いていきたいと思っていましたが、その働き方だとゆくゆく家庭に支障が出ると実感が出た瞬間、途端にその働き方が夢ではなく弊害のように感じたのです。
そしてわたしはスパッと退職し、いまこうして結婚相談所を開業するに至っています。
ひとりの人生がふたりの人生になることで、物事の優先順位がガラッと変わることもあります。今(未婚時)の考え方に固執しすぎることなく、「結婚後に都度夫婦で相談して決める」と柔軟に考えることをおすすめします。
わたしは元々休日に予定を詰め込み、いつも何かやっていないと落ち着かない人でした。家に一人でずっといるのも苦痛だったのに、今では用事が無ければ家から出たくないと真逆の発想になってしまいました。
未婚時は刺激を追い求めることで充実感を感じていましたが、結婚後は何もない日常こそが幸せだと感じます。ただ夫婦で食卓を囲んで何気ない会話をしたり、季節の花をキレイだと感じたり、天気がいい日に洗濯ものを干したり。
このように、結婚後幸せのものさしが大きく変わったと思います。家庭が心穏やかでいられる場所であれば、特段欲しいものは無いしずっと自宅でもいい(むしろ自宅がいい)。
わたしは極端な方だと思いますが、結婚後このように考え方の変化が起こる場合もあるということを知って頂き、ご自身の結婚観のご参考にしていただければと思います。
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